恵比寿の鮨ふじまささんに伺いました。

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オープンして1年ほどとのことで、まだまだ新鮮な雰囲気の店内でした。
カウンター10席に個室があるとのことですが、
現在は1日3組/6名のカウンターのみ開けているそうです。
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大将の鎌田さん。
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さて、エビスビールで軽く喉を潤してから、おまかせでお寿司、お料理をいただいていきます。
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まずは大間のマグロの巻物からいただきます。
濃厚な味がありつつスーッとキレよく溶けていくさまに、のっけから圧倒されます。
こんとび海苔の香りも素晴らしいものでした。

そして何より、シャリがおいしい!
赤酢のシャリですがやさしさに溢れた香り、味です。
しゃりは柔らかめですが、これ以上はダメ!というギリギリの線の柔らかさで、
ネタとの一体感がずば抜けていました。
ここまでのシャリはなかなかいただけないと思います(^^)

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いくらは北海道標津のもの。柔らかい皮と、濃厚な味わいが特徴的。
粒が潰れてから後を追って味が出てくる感じです。普段食べているいくらとは段違いの味。
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鳥羽のとろサワラを藁で燻して。
とろというだけあって、サワラらしからぬしっとり粘りある口当たり。
これも初めていただきましたが、うまい!
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羅臼の無洗白子をポン酢で。無洗ですが真っ白で汚れはなし。
白子の旨味をストレートに味わいました。
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握りは、千葉県富浦の黒ムツとスミイカ。
千葉でも黒ムツが揚がるんですね〜。
スミイカはサクサクの歯ごたえ。塩とすだちでさっぱりといただきました。
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塩焼きは東京湾で揚がったカマス。ふわりとくずれる口当たりが良いです。
お酒がすすみまくり!
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続いて、松茸と鱧の土瓶蒸し。芳醇な香りは素晴らしいの一言。
だしも濃厚だけれどすっきり感もあり絶品のお味でした。
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ここから握りが少し続きます。
・明石の真鯛の昆布締め(4日間寝かせ)
・赤身
・中トロ
・トロのヅケ(からしをのせて)
・大トロ
・しめ鯖
・長万部産ホッキ貝
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マグロは赤身からトロへ移ろいながらいただいたので、味の変わりようを存分に楽しめました。
赤身の酸味・軽やかさもおいしいし、トロはしっかりした脂だけれども後味はスッキリとしており、本当に良いマグロの真髄を味わうことができたと思います。

ホッキ貝は一面だけ軽く炙っていましたが、少し火が入ることで甘みがまして旨さもアップ!
さくさくとした歯ごたえが印象的でした。

続いては、甘鯛の茶碗蒸しごはんです。
甘鯛の松笠揚げも載せており、これを混ぜていただきました。
松笠揚のパリパリの食感とあんのとろみのコントラストが最高でした。
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おおぶりの車海老は大分産。味噌を残すために行きたままボイルしています。
しかも人肌程度の温かさが甘みがもっとも出るとのことから、握る直前に調理するとのことでした。
たしかに、甘みを一段と感じられましたね〜。海老の醍醐味、プリプリの食感も素晴らしかったです。
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雲丹は礼文島産。3粒山盛りでいただきました。
香りが本当に豊かで、飲み込んでからも数分は香りの余韻に浸れるほど。
ため息がでるようなおいしさでした。
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穴子は対馬産。煮穴子を塩と柚子でいただいてからの、ツメでもいただきました。
穴子のふわっととろける口当たりも最高ですよね。穴子好きなだけに感激の美味しさ…。
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最後は巻物を2品。干瓢巻とかっぱまきです。
実は干瓢巻も大好きなのですが、甘すぎない味付けが良かったですね。肉厚で、しっかりとした歯ごたえも楽しめました。
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かっぱまきは、皮目だけを使ったもの。水分が少ないからとのことでしたが、
たしかに水っぽさは皆無で、皮目らしい硬めの歯ごたえで噛む音も心地よかったです。
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最後は玉子焼きをいただいて締めとなりました。
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日本酒はおまかせで4銘柄ほどいただきました。
どれも程よい辛口で、かつ旨味がしっかりした銘柄で、
お寿司との相性もばっちりのものばかりでした。

日本酒は銘柄を特定せず大将が買い付けているそうなので、
お店に伺うたびに様々な銘柄をいただけるかと思います(^^)
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23種類もの絶品のお寿司、お料理をいただきましたが、最後まで大いに堪能させていただきました。
大将のトークもとてもお上手で会話もはずみ、幸せなひとときを過ごせました。

お寿司をいただく楽しさを感じられる、素敵なお店です。
また伺いたいと思います。

ごちそうさまでした!
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