つい最近、散歩の達人という雑誌で紹介されていて初めて知った、立ち飲みコーナー 大つかさん。

大塚はなかなかいかないんだよな、でもいい感じのお店だなと記事を読み続けたら、なんと6月いっぱいで閉店というではないですか。
ならばと、埼玉方面での仕事上がりにそのまま駆けつけたのでありました。

間口は狭く奥に深い、長屋のような店内。常連さんの隙間にするっと入れてもらいました。

まずはビールと塩えんどうを注文。何も言わず赤星が出てくるのは間違いのないお店の証拠。程よい塩加減とほんのりした甘みは、じわりとくる美味しさ。

そして他のお客さんがぬか漬けを頼んだのですが、なんと自家製ではないですか!
常連さん曰く「売り切れちゃうから、あるうちに食べておいたほうがいいよ!」とのオススメもあり、僕もいただきました。
発酵具合がよく、酸味がたまらない!まさに実家の、母親の味という感じがしました。

ご主人女将さんと常連さんとの掛け合いも面白かったな~。

Aさん:旦那は400越えで心配なの( ´ ・ω・ ` )
Bさん:そんなん余裕だわー。俺なんて500いかなきゃアンパイだぜ!
Cさん:○○さんは800だしな。
Aさん:俺の最高は2000だから、全然気にすんな!
女将さん:それよか糖尿の方がよほど怖いわよー
私:苦笑いするばかり…(^o^;)

とか、

(店の)エアコン動かなくったって、もうどうでもいいわ。
あと何日かだしさ!あっはっはー!
私:切ない・・・( ;∀;)

など…。ある意味、お酒の最高のツマミだったかもしれません。
本当にアットホームな雰囲気に包まれ、もっともっといたくなる空間でしたね。

お会計を終えて出るときには、女将さんから「ありがとう!また来てね!」
これまで数知れず言ってきた挨拶というだけかもしれませんが、間もなく閉店するのにまた来てねと言ってもらえたのは、嬉しくもあり少々哀しくもあり…。

なぜもっと早くから知っておくことが出来なかったのか悔やみながら、お店を後にしました。

今月はあと2日。明日はいけないので、行くなら今日。あ、いや、今日も仕事で無理だ。最初で最後の大つかさん、これが今生の別れになるとは残念極まりないですが、楽しいひと時をありがとうございました!
 









立飲みコーナー大つか
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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