昨年暮れに広尾にオープンした『SION modern Chinese』さんへ伺ってきました。銀座の創作和食店で料理長を務めていたシェフが名店『六本木 鈴音』のプロデュースの元、立ち上げられたお店とのことです。

広尾ガーデンヒルズを目の前にしたビルにお店が入っています。



エントランスはとてもシンプル。
835B984F-76DB-4A09-B9C5-4460F0927EDA

店内は落ち着いた雰囲気。長めのカウンター席の他は、テーブル席3つ、個室1つというつくり。落ち着いた雰囲気は広尾という街にぴったりです。
6E472E3D-7818-4A2D-9D5B-7CABC410ED49

今回いただいたのは「オープン記念特別ディナーコース」。8000円のところ、いまだけ6000円とお得になっていました。和食で修行されたシェフの中華がどのようなものか、楽しみです。

乾杯はキリンラガービール。最近はひたすら瓶ビール♪
7C9693A3-AE29-49BF-BA4C-A67738543D69

お料理は前菜の盛り合わせからいただきました。こちらは世界大会で金賞受賞したものだそう。
真ん中の白いものは「うずら皮蛋明太子チーズ包み」、その右は「薩摩鶏白レバーの赤酒漬け」、上は「衣笠茸のズワイガニ鋳込み」です。下に添えられている野菜はすべて鎌倉野菜となっています。
4D128E56-DD6A-4DE0-B53D-2453A9494D14

皮蛋と明太子チーズの組み合わせは意外すぎるほどですが、チーズ効果でまろやかになって皮蛋が得意ではない人でも食べられそうなおいしさ。ズワイガニの鋳込みは周りをとびっこを煮凝り的にして包んでいて食感を楽しめました。

続いて「鹿児島産黒豚の広東式炭焼き叉焼」。見るからにしっとりとした焼き上がりと、立ち上る香りが素晴らしいです。肉のしっかりした旨味、脂の甘みを堪能できる一品。さすが、中華の本格叉焼です。ちなみに鹿児島はシェフの出身地とのことで、産地にも拘っていらっしゃるそうですよ。
D4A11DC2-5991-4C33-BA8A-4B637A8621D1

「鹿児島産蒸し鶏と鎌倉野菜のサラダ」。蒸し鶏はとってもしっとりとした仕上がり。これも中華ならではという感じ。鎌倉野菜も、素材の味がしっかりしていて美味しいですよね。
BDEF9F5A-8EB9-4EF0-A5C3-0044A2C96689

次は海鮮料理です。通常は魚を使うそうですが、この日はあいにく良い素材が入らなかったとのことで「中華風イカの煮付け」を出していただきました。イカがやわらかく煮込まれていて、肝をつけながら食べれば、うまい!というしかありません。紹興酒もすすむお味でした。
601FF102-964C-4957-8D4A-5EB8775107EE

最後は「Wコラーゲン濃厚白湯ふかひれ陶板煮込みスープ」。濃厚なスープの旨みを吸ったふかひれは極上の味。高級なふかひれの姿煮は滅多に食べられるものではないので、お得なコースでいただけたのは幸せでした!
08E6C88E-8BD2-4339-B8C7-408A7034D9BC

締めは、中華麺にふかひれの残ったスープを和えたものをいただきました。最後まで笑みがこぼれるおいしさでした。
85A6F48E-B89C-4388-A4DC-A3F0BF8978D5

デザートは「日本酒と豆乳のパンナコッタ」。貴重といわれる百花蜂蜜をかけていただきました。天然の蜂蜜は素直な甘さがいいですね。蜂蜜はシェフのお父様が自家製で養蜂して取ったものだそうです。
FDCF1869-B95A-4C22-B7FB-A79C4535CF6A

和食出身のシェフが作る中華料理は、中華でありながら和食の優しさも感じられるお料理でした。
これからどんな創作中かが登場するか、注目していきたいお店でした。

ごちそうさまでした。



関連ランキング:中華料理 | 広尾駅


このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク