大人の街というイメージの西麻布。
私には少々縁遠い街ですが、ここに旨い料理、旨い酒を楽しませてくれるお店があるということで、常連の知人の方に連れて行っていただいたのがこちら、霞町三〇一ノ一です。
今でこそ西麻布という地名ですが、かつては霞町だったという彼の地。そんな歴史を思い出させる店名が素敵です。
公式サイト
初めてということもあり、今回は8500円のお任せで素晴らしいお料理をいただいてきました。(アラカルトでももちろんお料理をいただけます)
桜餅の道明寺を、お菓子ではなくお料理風に仕立てています。ゆるめのとろみがついた海老入りのあんが優しく、とても上品な味わいでした。素揚げをした柏の葉も食べられるのに少々びっくり。でもパリパリの食感を楽しめました♪
お酒はお店のオーナーさんから超絶オススメいただいた、シャリキン氷レモンサワーをいただきました。愛媛県岩城島産の”無農薬青いレモン”をふんだんに使ったサワーです。
15年以上無農薬、化学肥料不使用の畑で栽培しているそうです。ソルティードッグよろしく、グラスの縁に塩が付けられているのが見た目も綺麗です。
酸味は海外産レモンよりもマイルドですが、それがゆえに香りの良さをダイレクトに感じられますね。ナカは大正義の”キンミヤ”で、のどごしが良すぎて何杯でも飲みたくなってしまうおいしさでした。
キンミヤの社長さんも「日本一美味しい!」と絶賛されたサワーだそうですが、まさしくその通りといえる名品です(^^)
この日のお造りは、千葉産のカツオ、長崎産のアオリイカ、愛媛産のスズキ、そして飛来幸地鶏の叩きでした。
刺し身はどれも鮮度が素晴らしいものでしたが、アオリイカの歯ごたえと甘みが特に素晴らしかったです。
飛来幸地鶏は宮崎県で飼育している名古屋コーチン。一年飼育したものしか出荷しないそうで、非常に貴重な地鶏です。ともすればただ固いだけの地鶏もありますが、飛来幸地鶏はほどよい歯ごたえと、力強い旨味が他の地鶏とは一線を画すおいしさでした。
お店のオーナーさんは利酒師の資格をお持ちの方で、日本酒の品揃えにもかなり力を入れていらっしゃいます。この日は銘柄はお任せして、最初は黒龍の特吟をいただきました。
フルーティーな香りと、決してお料理を邪魔しない控えめなうまみは、さすが北陸のお酒!といいたくなるものでした。
続いて前菜です。神戸ビーフの握り、じゃがいもハリハリ明太子、北寄貝炙り、小鮎唐揚げ、江戸前卵焼きの盛り合わせで、見た目も豪華!(写真は二人分)
江戸前卵焼きは、お店の自信のお料理だそうです。江戸時代のレシピをベースにした卵焼きで、やや甘みがありますが出汁も入っているためかクドさはありません。どことなく懐かしい味わいの卵焼きでおいしかったです♪
じゃがいもハリハリは、これがじゃがいも!?と思ってしまうほどシャキシャキの食感で、もっともっと食べたくなるくらいでした。
小鮎も、小さいのに香りはしっかり。私もようやく鮎の良さをわかる年頃になりました(笑)
続いてのお酒は、愛媛の石鎚です。やや酸味があり、これもしっかりとした旨味とあいまって食中酒には最高のお酒のひとつ。大好きなんですよね〜。石鎚を置いている飲食店はあまり多くないイメージですが、それだけにとても嬉しかったです。
次のお料理では、人生はじめての生素麺をいただきました。北海道岩見沢産です。山口産の鮑が載っていて豪華です♪
麺の弾力がすばらしく、もちもち活き活きしているよう。乾燥麺では味わえない食感に感激でしました。これはぜひ皆さんにも食べて欲しいと言いたい一品でした(^^)
賀茂金秀の特別純米もいただきました。
冷酒ももちろんおいしいけれど、より引き立つと思い燗にしていただきましたが、香りが開きおいしさ増し増しでした♪
錫のちろりと”燗たのし”で提供していただけるのは、日本酒を美味しくのむ方法を御存知である証拠。さすが利酒師の資格をお持ちのオーナーさんのお店です♪
揚物は江戸前の鱚、水茄子、スナップエンドウの天ぷら。山椒おろしでさっぱりといただきました。
締めのご飯は、新生姜と蛍烏賊の炊き込みご飯と、生姜焼き。
土鍋で炊き上げたご飯は、蓋をとった直後から生姜の香りに包まれます。そして蛍烏賊がたっぷりと入っており、お腹も結構満たされていたはずなのに食欲が湧き上がってくるよう。
蛍烏賊のプリッとした食感とワタのほのかな苦味がご飯と相性抜群!生姜焼きもふっくらとした焼き上がりでおいしかったです♪
お料理のおいしさに加えて、器にもこだわりがあるのがこちらのお店。皿も酒器も、どれも美しいものを使われており、お料理における器の存在の大きさを実感しました。見て楽しむのもお料理ですね!
お料理の味はもちろんのこと、お店の雰囲気、ホスピタリティも含めて、何もかも大満足の一時でした。これもひとえに、オーナーさんの想いがしっかりと現れているということなのでしょうね。
場所柄もあってか、各界の著名人の方々もたくさんいらっしゃるというこちらのお店。ですが、今回のようにしっかりお料理を楽しむもよし、軽く一杯だけでも、深夜ご飯にでもつかってくださいね!というオーナーさんがおっしゃっていたように、決して敷居の高いお店ではないのも素敵なところです。
あまりに気に入ったので実は翌日も伺ってしまったのですが(笑)、それくらい心からお気に入りのお店に出会えた気持ちです。ごちそうさまでした!またお邪魔させていただきます(^^)
私には少々縁遠い街ですが、ここに旨い料理、旨い酒を楽しませてくれるお店があるということで、常連の知人の方に連れて行っていただいたのがこちら、霞町三〇一ノ一です。
今でこそ西麻布という地名ですが、かつては霞町だったという彼の地。そんな歴史を思い出させる店名が素敵です。
公式サイト
初めてということもあり、今回は8500円のお任せで素晴らしいお料理をいただいてきました。(アラカルトでももちろんお料理をいただけます)
先付け:道明寺柏餅仕立て
桜餅の道明寺を、お菓子ではなくお料理風に仕立てています。ゆるめのとろみがついた海老入りのあんが優しく、とても上品な味わいでした。素揚げをした柏の葉も食べられるのに少々びっくり。でもパリパリの食感を楽しめました♪
シャリキン氷レモンサワー
お酒はお店のオーナーさんから超絶オススメいただいた、シャリキン氷レモンサワーをいただきました。愛媛県岩城島産の”無農薬青いレモン”をふんだんに使ったサワーです。
15年以上無農薬、化学肥料不使用の畑で栽培しているそうです。ソルティードッグよろしく、グラスの縁に塩が付けられているのが見た目も綺麗です。
酸味は海外産レモンよりもマイルドですが、それがゆえに香りの良さをダイレクトに感じられますね。ナカは大正義の”キンミヤ”で、のどごしが良すぎて何杯でも飲みたくなってしまうおいしさでした。
キンミヤの社長さんも「日本一美味しい!」と絶賛されたサワーだそうですが、まさしくその通りといえる名品です(^^)
造里
この日のお造りは、千葉産のカツオ、長崎産のアオリイカ、愛媛産のスズキ、そして飛来幸地鶏の叩きでした。
刺し身はどれも鮮度が素晴らしいものでしたが、アオリイカの歯ごたえと甘みが特に素晴らしかったです。
飛来幸地鶏は宮崎県で飼育している名古屋コーチン。一年飼育したものしか出荷しないそうで、非常に貴重な地鶏です。ともすればただ固いだけの地鶏もありますが、飛来幸地鶏はほどよい歯ごたえと、力強い旨味が他の地鶏とは一線を画すおいしさでした。
お酒:黒龍 特吟
お店のオーナーさんは利酒師の資格をお持ちの方で、日本酒の品揃えにもかなり力を入れていらっしゃいます。この日は銘柄はお任せして、最初は黒龍の特吟をいただきました。
フルーティーな香りと、決してお料理を邪魔しない控えめなうまみは、さすが北陸のお酒!といいたくなるものでした。
前菜
続いて前菜です。神戸ビーフの握り、じゃがいもハリハリ明太子、北寄貝炙り、小鮎唐揚げ、江戸前卵焼きの盛り合わせで、見た目も豪華!(写真は二人分)
江戸前卵焼きは、お店の自信のお料理だそうです。江戸時代のレシピをベースにした卵焼きで、やや甘みがありますが出汁も入っているためかクドさはありません。どことなく懐かしい味わいの卵焼きでおいしかったです♪
じゃがいもハリハリは、これがじゃがいも!?と思ってしまうほどシャキシャキの食感で、もっともっと食べたくなるくらいでした。
小鮎も、小さいのに香りはしっかり。私もようやく鮎の良さをわかる年頃になりました(笑)
お酒:石鎚 純米吟醸中汲み
続いてのお酒は、愛媛の石鎚です。やや酸味があり、これもしっかりとした旨味とあいまって食中酒には最高のお酒のひとつ。大好きなんですよね〜。石鎚を置いている飲食店はあまり多くないイメージですが、それだけにとても嬉しかったです。
凌ぎ
次のお料理では、人生はじめての生素麺をいただきました。北海道岩見沢産です。山口産の鮑が載っていて豪華です♪
麺の弾力がすばらしく、もちもち活き活きしているよう。乾燥麺では味わえない食感に感激でしました。これはぜひ皆さんにも食べて欲しいと言いたい一品でした(^^)
お酒:賀茂金秀 特別純米
賀茂金秀の特別純米もいただきました。
冷酒ももちろんおいしいけれど、より引き立つと思い燗にしていただきましたが、香りが開きおいしさ増し増しでした♪
錫のちろりと”燗たのし”で提供していただけるのは、日本酒を美味しくのむ方法を御存知である証拠。さすが利酒師の資格をお持ちのオーナーさんのお店です♪
揚物
揚物は江戸前の鱚、水茄子、スナップエンドウの天ぷら。山椒おろしでさっぱりといただきました。
飯
締めのご飯は、新生姜と蛍烏賊の炊き込みご飯と、生姜焼き。
土鍋で炊き上げたご飯は、蓋をとった直後から生姜の香りに包まれます。そして蛍烏賊がたっぷりと入っており、お腹も結構満たされていたはずなのに食欲が湧き上がってくるよう。
蛍烏賊のプリッとした食感とワタのほのかな苦味がご飯と相性抜群!生姜焼きもふっくらとした焼き上がりでおいしかったです♪
器
お料理のおいしさに加えて、器にもこだわりがあるのがこちらのお店。皿も酒器も、どれも美しいものを使われており、お料理における器の存在の大きさを実感しました。見て楽しむのもお料理ですね!
お料理の味はもちろんのこと、お店の雰囲気、ホスピタリティも含めて、何もかも大満足の一時でした。これもひとえに、オーナーさんの想いがしっかりと現れているということなのでしょうね。
場所柄もあってか、各界の著名人の方々もたくさんいらっしゃるというこちらのお店。ですが、今回のようにしっかりお料理を楽しむもよし、軽く一杯だけでも、深夜ご飯にでもつかってくださいね!というオーナーさんがおっしゃっていたように、決して敷居の高いお店ではないのも素敵なところです。
あまりに気に入ったので実は翌日も伺ってしまったのですが(笑)、それくらい心からお気に入りのお店に出会えた気持ちです。ごちそうさまでした!またお邪魔させていただきます(^^)
霞町三○一ノ一 (居酒屋 / 乃木坂駅、六本木駅、表参道駅)
夜総合点★★★★☆ 4.2