今回のお店はこちら
世界で最も真剣にお肉に向き合い、素晴らしくおいしいお肉を提供いただける格之進グループ。
様々なコンセプトのお店をオープンされ続けており、いまだ勢いはとどまるどころを知らないほどですが、昨秋にまたあらたなお店「格之進R+」ができたとのことで、ようやく伺ってまいりました。
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格之進R+のコンセプト
格之進R+のコンセプトは、欧風焼き肉スタイルによる格之進の王道「塊焼き」を提供いただけるということ。もちろん、お肉は格之進自慢の門崎熟成肉。お肉に精通したプロ集団である格之進が手掛けた、抜群においしい熟成肉を塊でいただける至高のお店です。
お料理
今回いただいたのは「門崎熟成肉 塊焼きコース」。肉の旨味を心ゆくまで堪能できる、素晴らし内容でした。
前菜
前菜は6種類の盛り合わせでいただきます。キャロットラペ、ローストビーフ、清流鶏のバロティーヌ、鴨のスモーク(フランス産)、自家製コンビーフ、パテ・ド・カンパーニュ。
グループ店である「格之進Neuf」で人気のシャルキュトリをいただけるのはとてもうれしいですね~。格之進グループだからこそできるワザです♪


牛すじの煮込み
「本日の一品」ということでいただきました。口の中であっという間に溶けてなくなるほどよく煮込まれていましたよ~。濃いめの味付けなので、お酒も進みますね(^^)

お肉のお供にはやっぱり赤ワイン
次はいよいよお肉をいただくということで、赤ワインをいただきました。ソムリエでもいらっしゃるスタッフのカ阿多におすすめいただいたのが、パタポンルージュの2016。ワイン、特にビオ系がお好きの方には人気の高い銘柄ですね。芳醇な香りと、梅のような酸味がほんのりする、とても飲みやすい味わいです。

メインの塊肉
ドドーン!と登場の塊肉です。左からサーロイン、ランプ、イチボとなります。どの部位も美しいサシの入り方です。そして熟成肉とは思えない色艶。この塊肉はもちろん、素人では上手に焼けませんので、お店の方に焼いていただきます。

網に乗せてから、まずは表面をしっかり焼き肉汁を閉じ込めます。その後は遠火でじっくり火を入れていくのですが、その際お肉がぷっくり膨らむさまがわかります。これが格之進が編み出した「塊肉の水風船理論」に基づく焼き方です。実際に焼く様子を見るのは初めてなので、思わず見入ってしまいました。


ハネシタしゃぶ焼き
塊肉が焼きあがるまでの間に、ハネシタをさっと炙って卵につけていただきました。とても柔らかな歯ごたえが素晴らしいです。1枚ではたりないなぁ…(^_^;)


焼き上がり
お肉の焼き上がりはこんな感じです。このあと網からあげて、アルミホイルに包んでしばらく休ませます。

料理長厳選カットのお肉
お肉を休ませている間に、カットのお肉もいただきました。赤身ですが、しっとり柔らかな焼き上がりで、熟成の良さと、それを活かす焼きの技術の高さを感じられました。


塊肉をカット!
いよいよ塊肉へ入刀です!どの部位もしっかり火が取っていますが、肉汁も一切逃げていません。今、私が追い求めているお肉の姿はこれだ!といいたくなる焼き具合です。ランプもとても柔らかいですし、サーロインの脂っぽさが全く感じられない。また牛肉独特の香りも薄く熟成香をよく感じられ、これが本物の熟成肉といえる味わいでした。1人で3部位の塊を食べたい…!?





ウニの肉巻軍艦
コース外ですが、スペシャリテとして予約していたウニの肉巻軍艦もいただきました。生肉をつかったものはよく見られますが、こちらではお肉を軽くあぶってあるので、おいしくいただけました。ウニも粒が立っていて鮮度が抜群でした♪


デザート
ゆずシャーベットでクールダウン。くどさを感じさせない格之進のお肉ですが、ゆずの爽快感は効きますね~。

1Fを見学させていただきました
同じ建物の1Fは、門崎熟成肉を販売している「格之進B」と肉割烹の「格之進82」となっており、食後に少し見学させていただきました。冷蔵庫の中の熟成肉はどれも食べてみたい!一塊を大人買いしてみたいものです。

格之進82はこのようなつくりの店内。他にはない、独創的なお料理をいただけるようですよ!

熟成肉を塊で、しかも水風船理論で最高の状態に焼き上げたお肉をいただける格之進R+。世に熟成肉を提供するお店はたくさんありますが、並みのお店とは一線を画すおいしさのお肉をいただけます。まだ未体験の方は、絶対に食べてみていただきたいです。お肉への対し方が変わることと間違いなし!
格之進グループには、これからも本当においしい熟成肉を提供していっていただきたいです!
ごちそうさまでした!
【格之進Bの公式サイト】
【格之進82の公式サイト】
格之進R+ (焼肉 / 六本木駅、乃木坂駅、六本木一丁目駅)
夜総合点★★★★☆ 4.2