今回のお店はこちら

知人からお誘いいただき、茅場町の不二楼さんに伺ってまいりました。檜を使った美しいデザインの外観で、とても魅力的。


公式サイト



昨年の7月にオープンしたこちらのお店は4階まであり各階ごとにコンセプトが異なっているそうですが、今回は1階で焼き鳥を中心にいただきました。余裕のあるつくりのカウンターはオープンキッチン風になっていることもあり、”番頭”の日渡さんと楽しい会話をさせていただきながら、ゆったりと過ごすことができました。

お料理

アラカルトでももちろん楽しめますが、今回はお料理もお酒もおまかせでいただきました。

まずは乾杯

エクストラコールドでまずは乾杯！スターターは鞍掛豆のおひたしです。噛むほどに旨味が出てきます。お代わりする方もいるほど人気とのことですヨ♪

お造り

お造りは、2週間熟成のかんぱち、かんぱち（当日空輸）、寒さわら、1週間熟成のまぐろ、根室産バフンうに、かんぴょう＆かっぱ巻き、玉子焼き。熟成は不二楼さんが最もこだわっている技術の一つだそうですが、鮮度の劣化をまるで感じさせずに旨味だけを増幅させており、驚きのおいしさでした。

旬の八寸

不二才（ぶにせ）に一週間つけた自家製明太子、子持ち昆布（一週間熟成）さつまいものレモン煮、チーズの西京味噌漬、自家製熟成イカ塩辛の盛り合わせ。塩辛は400年前のレシピをもとに再現したもの。イカは一週間干してから肝あえして、さらに二週間かけて熟成させているそうで、最高に贅沢なお酒のアテといえますね〜。

ねぎま

いよいよ串をいただきます。まずはねぎま。鹿児島県出水市にある提携養鶏場で、150日間平飼いで育てた鶏のもも肉を使っています。しっかりした歯ごたえの中からあふれる脂の旨味がとてもおいしい！しっかり目の焼き具合も個人的にはよかったです。

レバー

普通のレバーと白レバーの食べ比べをさせていただきました。レバーは信玄鶏、白レバーはやまときわみ鶏。パサつかずしっとりした焼き上がり。臭みもなく、質の良さを感じました。白レバーはまさにフォアグラのような味わいで、これまで食べてきた白レバー（と言われていたもの）とは一線を画すおいしさでした。

つくね

不二楼さんのつくねは、ただのつくねとは違います。鶏白湯を熟成の鶏肉に練り込んだものです。ふわふわ〜っと口の中で噛まずにほぐれていくさまが印象的でした。

せぎも

1羽から2個しかとれない貴重なせぎも。鶏の腎臓になります。ほのかな苦味を楽しむ、大人の味でした(^^)

豚バラ

不二楼さんの専用飼育豚、”千代の栄”のバラ肉。パイナップルを食べさせて育てているそうで、一般的な豚バラに比べてアミノ酸が4倍含まれているとか！パイナップルを食べていたおかげなのか、豚肉の臭いや脂のくどさを感じさせず、豚肉の旨味だけを存分に味わえました。

佐賀牛のエリンギ巻き

濃い目のタレで焼き上げた串。卵をつけていただきましたが、すき焼きを食べているかのような気分になりました♪

巻き寿司

〆のご飯ものは、巻き寿司をいただきました。不二楼さんの3階が会員制の寿司フロアになっているので、このように寿司の提供も可能だそうです。まぐろやかんぱち、さばなどをふんだんに使っており、大変贅沢な巻き寿司でした♪

いただいたお酒

お料理の質の高さに一歩も引けをとらない素晴らしいお酒もたっぷりいただきましたよ〜。番頭の日渡さんご自身が日本酒が大好きとのことでしたが、私自身も日本酒が好きなので話が盛り上がってしまい、貴重な銘柄も含めてたっぷりいただてしまいました。

奈良萬の飲み比べ

しっかりした風味の奈良萬は燗で飲み比べ。

磯自慢 純米吟醸

久しぶりの磯自慢。一点のくもりもない透明感はさすが！

而今 純米吟醸 山田錦

香りの高さ、キレのよい甘みは、王者の風格！

来福 純米

微発泡でフレッシュさにあふれています。酸と甘味もバランス良く、ラベルのように春らしさ満点のあじわい♪


上記以外にも、メニューにはない日渡さん厳選のお酒も日々仕入れているそうなので、不二楼さんの1階に行かれた方は是非”引き出して”みてください(^^)

まとめ

素材の良さと、それを十二分に活かす技術で調理されたお料理をいただくことでき、心から満足のひとときをすごすことができました。今回はおまかせでいただきましたが、食べてみたいメニューがまだまだあり、そこが心残り！？

そして、2階の宴会向けフロア、3回の会員制寿司フロア、4階の会員制Barにも伺ってみたいと思うことしきり。そのためにもお小遣い貯めないとな〜、なんて(^_^;)

本当に素敵なお店に出会えて幸せです。また伺いたいと思います。ごちそうさまでした！

不二楼 （焼き鳥 / 茅場町駅、八丁堀駅、日本橋駅）

夜総合点★★★★☆ 4.0