立ち食いそば巡り その99。飯田橋の豊しまさんです。

飯田橋駅B1出口からすぐのところにある、まさに路麺店。目黒駅前の田舎と同様、扉がなく、歩道に開放された店作り。最近こういう店はほんとに減りましたね。駅ホーム上の店ですら、扉が突いてますもんね。

普段は初見のお店ではかき揚げそばを食べるのですが、豊しまさんはどうやら肉そばが名物のようなので、肉そばをいただきました。
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まず目に飛び込むのが、真っ黒なつゆ!これぞ東京の立ち食いそばといわんばかりの色です。ただ、肉の茹で汁も入っているのでしょう、色こそ濃いものの甘さが引き立つ味で、さほど辛みは感じません。じわりと残る甘みがなんとも後を引くつゆでした。

肉は豚バラ肉が1枚。薄いですがなかなかの大きさ。パサパサでもカリカリでもなく、いい塩梅にしっとりとした焼き加減。豚バラの旨味がよく感じられて、なにげにしっかりとした存在感があったことに感心しました。

そばはやや太めで、昔ながらのフワもちなタイプ。やや濃い目のつゆがよく絡んで、これもまたうまかったですね。最近は本当に路麺のクオリティが格段に上がっていてそこに慣れちゃっていましたが、これぞ正統派の立ち食いそばという感じで、いたく感激しました。

480円と安くはないですが、また食べたくなる一杯でした。ごちそうさまでした!

※ なお、厚肉そばもあります(680円)。こちらはガチで分厚いチャーシュが載ってきますので、初めて食べるという方は覚悟した方がいいですよ…(笑)




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