牛肉の新たな世界を切り開いてきた格之進さんが新店の Neuf をオープンされたということで、友人にお誘いいただいて伺ってきました。自身、格之進グループのお店に伺うのは初めてでもあり、楽しみでなりません。
Neufさんは「いわてと世界を、食で繋ぐ」という想いで、いわての食材を豊富に使ったお料理の数々を楽しもうというコンセプト。特に、盛岡ではかなり有名というNeuf du Papeさんとコラボしてのシャルキュトリーをオススメしたいとのことです。
シャルキュトリーって何?と思われるかも多いと思いますが、簡単に言うと、ハムやソーセージなど加工肉加工食品全般のことを指す名称だそうです。本場フランスでは、シャルキュトリ製造についてはしっかりした規定があるそうで、きっちりポジションを確立しているお料理と言えそうです。
ということで、岩手の食材を使った素晴らしいお料理たちをいただきましょう。
まずは前菜。自家製ベーコンとほうれん草のシーザーサラダ。えぐみのないほうれん草が美味しい!ベーコンの香ばしさがまたいい風味を加えていました。
そして、一押しシャルキュトリーの盛り合わせ!パテ・ド・カンパーニュ、生ハムスライス、アンドゥイエット、ボイルハム、パロディーヌといった内容でした。これひと皿で結構なボリュームで、ワインを2,3杯飲めちゃいそうなくらいでした。ちなみに生ハムは、提供直前にスライサーで切り落とします。機械はフロアーに置いてあるので、スライスの模様は一見の価値ありですよ~。
そして今回はなんと、パテ・ド・カンパーニュが free riffile!大きな耐熱皿にびっしり詰まったパテカンを好きなだけいただるというゴージャスさ。パテカンすきなので、ちょっと欲張り気味にいただいていしまいました(笑)
メインはもちろん、格之進さん自慢の熟成肉!この日は、岩手短角牛のイチボとメガネ、岩中豚の肩ロースでした。せっかくなので3種類を少しずつ盛り合わせでいただくことに。
お肉が焼きあがあるまでには、ソーセージとガレットをいただきます。ガレットは豚足などが詰められた洋風春巻きのような見た目。旨味が凝縮されていて、ため息が出るほどの美味しさでした。
そしていよいよお肉の登場!どのお店よりも先に提供してきた格之進さんの熟成肉を完璧なる焼き加減で提供していただき、お肉の真の美味しさに出会えたという思いでした。
この断面みてください。そんじょそこらのお店では見られないかもしれませんよ~!?
最後はクリームブリュレとコーヒーで締めとなりました。
初めての格之進さんでしたが、お料理のレベルの高さにすっかり惹き込まれてしましましたね~。お肉をいかに美味しく食べるか、その情熱がビシビシ伝わってきました。そしてそれはすべて、千葉社長の熱い思いがあってこそでしょうね。これだけのお料理と素敵な空間のお店を展開されていながらも、もっともっと良くしたいとおっしゃられているほどですし、格之進Neufをはじめ、各店のさらなる進歩を期待したいと思いました。
とても満足のひとときでした、ごちそうさまでした!また伺います!
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